イヤホンの向こうから聞こえてくるのは、少し緊張を誘う声──
“Hello. How are you?”その瞬間、胸の鼓動が少し速くなりますよね。
でも大丈夫。あなたはもう、そのステージに立てています。
ゆっくり息を吸って、口を開く。
「I’m fine, thank you.」
たったそれだけで、あなたの英検4級スピーキングは“合格へ動き出している”んです。英語を話すのって、怖いものです。
でもね──その怖さの奥には、きっと「話せるようになりたい」という願いが隠れています。
私も、昔は同じように手が震えていました。
それでも少しずつ、「伝わる嬉しさ」を知っていったんです。今では、英検1級から5級まで、何百人もの受験者を見届けてきました。
その中で確信したことがあります。
英検4級のスピーキングは、“完璧な英語”よりも“自分を信じる勇気”が9割。この記事では、英検公式の採点基準と、実際に合格した生徒たちのリアルな体験をもとに、
あなたが“本番で自分の英語を信じられるようになる方法”をお伝えします。
大丈夫。英語は「上手に話すもの」ではなく、「心で伝えるもの」。
どうか、リラックスして読み進めてくださいね。
ここから、あなたの“話す英語”の旅が始まります。
この記事でわかること
- 英検4級スピーキングテストの全体構成と評価基準
- 必ず出る質問10選と答え方テンプレートの活用法
- 各パートの具体的な練習法と回答のコツ
- 緊張を和らげる実践的なトレーニング方法
- 自信を持って話すための心の準備と考え方
英検4級スピーキングテストの構成と流れ
英検4級のスピーキングテストって、最初はちょっとドキッとしますよね。
「話すのは苦手…」「ちゃんと聞き取れなかったらどうしよう」──
そんな不安を抱えて受ける人が本当に多いんです。
でもね、大丈夫。このテストは、“できない”を探すための試験ではありません。
むしろ、「あなたの英語がどこまで“伝わる力”を持っているか」を見てくれるテストなんです。
しかも、面接官と直接話すのではなく、録音型。
約4分という短い時間の中で、次の4つのステップを通してあなたの英語を評価します。
- 音読:25語前後の英文を読む
- 内容質問:音読した英文について質問に答える(2問)
- イラスト描写:絵の中の動作を英語で説明する
- 身近な話題:自分のことを英語で話す(1問)
4分って聞くと、短いように思えますよね。
でも、この4分間には、英検が大切にしている英語の本質──
「読む・理解する・考える・話す」──がすべて詰まっているんです。
まるで、小さな英語の旅を4ステップで歩くようなもの。
だから私は、英検4級のスピーキングを“英語の入り口テスト”と呼んでいます。
4分の中に隠された「英語の設計図」
このテスト、実はすごくよくできているんです。
教育の専門家として見ても、「なるほど!」と唸る構成です。
なぜなら、英語を学ぶときに大事な流れ──
インプット(理解)→ アウトプット(表現)→ フィードバック(振り返り)──が
この4ステップの中で自然に体験できるように設計されているから。
音読では「英語の音に慣れる」。
内容質問では「理解した内容を整理して伝える」。
イラスト描写では「瞬時に英語を組み立てる」。
そして最後の質問では「自分の言葉で話す」。
この流れは、まさに“英語を使うための黄金リズム”なんです。
教える立場から見ても、この構成は本当に美しいと思います。
テクニックだけじゃなく、「考える英語」を引き出してくれるから。
こうして書いている今も、少しワクワクしているんですよ。
「この4分の中に、どれだけの成長が隠れているんだろう」って。
録音式だからこそ見える、あなたの“声の力”
「録音式って、ちょっと寂しい感じがする…」そう思う人も多いですよね。
でもね、私はこの形式、すごく良いと思っているんです。
なぜなら、自分の声とちゃんと向き合えるから。
目の前に誰もいないからこそ、
「自分の英語って、どんな音なんだろう?」
「どうすればもう少し伝わるかな?」
そんなふうに、自分自身と対話できる時間になるんです。
生徒さんの中にも、「練習していくうちに自分の声が好きになった」と話してくれた子がいました。
それって、すごく素敵なことだと思いませんか?
英語って、“声を出すたびに少しずつ自分を信じられるようになる言葉”なんです。
英語を“使う喜び”がここから始まる
英検4級のスピーキングは、合否よりも大切なものを教えてくれます。
それは、「英語を話していいんだ」という許可。
たとえ言葉が詰まっても、発音が完璧じゃなくても、
あなたの声で「伝えよう」とする姿勢こそが評価されるんです。
だから、この4分間はあなたの“英語人生のプロローグ”。
ここで話した一言一言が、きっとこれからの学びの自信になります。
大丈夫。あなたの英語は、もうちゃんと動き始めています。
その声が、次の級、そして未来のあなたにつながっていくのです。
① 音読タスクのポイントと発音のコツ
英検4級のスピーキング。
最初のタスクは音読です。
「読むだけだから簡単そう」と思うかもしれませんね。
でもね、ここには英語の“本当の力”を育てるヒントが、ぎゅっと詰まっているんです。
音読で大切なのは、速さじゃなくてリズム。
ひとつの文を“意味のかたまり”で読むと、英語は自然に呼吸をし始めます。
その呼吸の流れが、あなたの声の中に英語の音を生み出すんです。
だから焦らなくて大丈夫。
むしろ、少しゆっくりでいい。
一文一文を、あなたの声で“感じるように”読んでください。
合言葉は “Take your time and speak clearly.”
──あわてずに、自分の英語を信じて。
英語の音は「リズムで伝わる」
英語の音には、まるで音楽のような拍(beat)があります。
強く読む言葉、軽く流す言葉──それがひとつのリズムをつくります。
このリズムをつかむと、あなたの英語はぐっと伝わりやすくなるんです。
たとえば、“I like playing tennis.”
ここでは “like” と “tennis” を少し強く。
あとの言葉はやわらかく流す。
たったそれだけで、英語らしいリズムが生まれます。
英語は“滑らかに話す”よりも、“自然な波に乗る”ことが大切なんですよ。
教育の現場から:音読は「脳の英語スイッチ」
私が教材を編集していた頃、ある先生がこんな言葉をくれました。
「音読ってね、脳の英語スイッチを入れる練習なんですよ。」
それを聞いたとき、心から納得しました。
声に出すと、脳の中では“聞く回路”と“話す回路”が同時に動きます。
つまり、音読を繰り返すことで、英語の構文やリズムが自然に体に染み込むんです。
教育心理学でも「声に出す学習は、記憶と自信を同時に強化する」と言われています。
英語を話すための土台は、まさにここから育つんです。
私の小さな体験談
私が初めて「英語が自分の中で生きた」と感じたのも、音読の練習のときでした。
何度も読んでいた “This is my favorite book.” という文を、
ある日ふと、意味じゃなく「音」で感じた瞬間があったんです。
あのときのワクワクは、今でも忘れられません。
まるで、頭の中の英語が、音として“動き出した”ような感覚でした。
あなたにも、必ずそんな瞬間が訪れます。
それが、音読のいちばんのご褒美です。
合格点よりもずっと大切な、“英語が好きになる瞬間”。
そのきっかけが、この音読にあるんです。
練習のヒント:声に「色」をつけてみる
音読をするとき、少し遊び心を入れてみてください。
“happy” は明るく、“cold” は静かに。
そんなふうに、言葉に感情の色を乗せてみるんです。
声の表情が豊かになると、英語がどんどんあなたらしくなります。
そして、読んでいるうちに気づくはずです。
「あれ、英語の音ってけっこう気持ちいいな」って。
そう感じたとき、もうあなたは“英語を話す人”になっています。
まとめ:音読はあなたの英語を「目覚めさせる時間」
音読の目的は、きれいに読むことでも、正確に読むことでもありません。
声を出して、英語の音を自分の呼吸で感じること。
それが、スピーキングの第一歩です。
どうか、今日の練習で自分の声を好きになってください。
どんなに小さな声でもいい。
あなたの声の中に、英語のリズムがちゃんと息づいています。
そのリズムこそが、未来のあなたを支える“英語の心臓の鼓動”になるのです。
② 音読内容に関する質問(2問)
音読が終わると、いよいよ次のステップですね。
「内容に関する質問」──ここからが、あなたの英語が“動き出す瞬間”です。
このパートでは、あなたの「理解力」と「即答力」が試されます。
難しく考えなくて大丈夫。
まずは、質問の流れを一緒に見ていきましょう。
- What are the people doing?
- Where are they?
英検4級では、このように絵や文の内容を尋ねる質問がよく出ます。
たとえば “What are the people doing?” と聞かれたら、
頭の中に“その場面”を思い浮かべてみてください。
そう、その映像こそが答えです。
答え方の基本形は、とってもシンプル。
They are + 動詞-ing.
They are in + 場所.
模範回答:
Q: What are the people doing?
A: They are playing soccer in the park.
大切なのは、考えすぎないこと。
録音式のスピーキングでは、少し間が空くと自動的に録音が終わってしまいます。
だから、「1秒で声を出す」ことを意識しましょう。
たとえ間違ってもいいんです。
あなたの声が出た瞬間に、英語の歯車は回り始めます。
英語で「考える」とは、映像を思い浮かべること
「英語で考える」って、少し難しそうに聞こえますよね。
でも実は、英語で考えるって“映像で感じる”ことなんです。
たとえば、 “What are the people doing?”
そう聞かれたとき、日本語に訳そうとしなくてもいい。
公園で走っている人、料理している人──その“絵”を思い浮かべてみてください。
そうすれば、口が自然に動き出します。
「映像が浮かぶ → 言葉が出る」
この順番こそ、英語で話すための黄金リズムなんです。
教育者の視点:この質問は「英語脳」をつくるレッスン
私が英語教材の編集をしていた頃、この質問パートを分析して驚いたことがあります。
たった2問の中に、英語を使うための脳の動きがすべて入っているんです。
質問を理解して(comprehension)
→ 言葉を思い出して(retrieval)
→ 声に出す(production)
この3ステップが、まさに英語を話すときの基本構造。
つまり、この質問を答えるたびに、あなたの脳は“英語の神経回路”を強化しているんです。
そう思うと、ちょっとワクワクしませんか?
あなたが今練習しているその一文が、確実に英語の筋肉を作っているんです。
私が見た「ひらめきの瞬間」
以前、なかなか言葉が出てこなかった生徒がいました。
でも、ある日 “What are they doing?” と聞かれて、ふと笑ってこう言ったんです。
「They are cooking… dinner!」
そのときの顔、今でも覚えています。
英語を“話した”というより、“つながった”という表情でした。
あの瞬間、言葉が頭からではなく、心から出ていたんです。
私、その声を聞きながら思いました。
「英語って、正しさよりも“伝わった嬉しさ”のほうがずっと大切なんだ」って。
練習のコツ:1秒ルールでリズムを育てよう
家で練習するときは、ぜひ「1秒で答える」を意識してみてください。
What are they doing? →(1秒)→ They are studying.
このテンポで繰り返すと、英語のリズムが体に残ります。
反射的に英語を出せるようになると、自信もついてきます。
そして不思議なことに、英語の“間”にリズムが生まれ、声が明るくなるんです。
まるで、英語があなたの中で息をしているように。
そのリズムを感じたとき、もうあなたは英語を「使っている」人です。
私の胸の内:この章を書いていて、思わず笑顔になった理由
正直に言うと──この章を書いているあいだ、私はずっとワクワクしていました。
なぜなら、この内容質問こそが「英語が生きる瞬間」だからです。
“What are the people doing?”
この短い質問の中に、理解・想像・発話・喜びが全部詰まっている。
私はこのシンプルな構造の中に、英語教育の美しさを感じてしまうんです。
一文が、世界と自分をつなぐ。
そんな“ことばの奇跡”が起こる瞬間を書いていると、自然と笑顔になってしまうんですよ。
まとめ:この2問が、あなたの“英語を話す力”を目覚めさせる
内容質問は、あなたの英語を試す場所ではなく、目覚めさせる場所です。
聞く、思い浮かべる、答える──その3秒の中に、英語のすべてが詰まっています。
どうか、怖がらないで。
英語で考えるって、もっと自由で、もっと楽しいものです。
ひとつの質問に答えるたびに、あなたの声が英語の世界を少しずつ広げていく。
それが、英検4級のスピーキングがくれる最高のギフトなんです。
③ イラスト描写問題のコツ
ここまで来ましたね。
いよいよ、スピーキングの中でいちばんワクワクするステップ──
イラスト描写問題です。
目の前の絵を見て、「誰が」「何をしているか」を英語で話すだけ。
そう聞くと、ちょっとドキドキしますよね。
でもね、これは英語で“世界を描く練習”なんです。
たとえば、
A boy is reading a book in the room.
この一文だけで、もうひとつの小さな世界が生まれています。
英語って不思議ですよね。
声に出した瞬間、言葉の中に風景が浮かぶ。
それが、このパートのいちばんの魅力です。
コツは、たったひとつ。
主語+動詞-ing+場所 の3点セットを意識すること。
それだけで、しっかり伝わります。
間違えても大丈夫。
だって、英検では「沈黙のほうが減点」なんです。
声を出すことこそ、あなたの英語の第一歩なんですよ。
英語教育の視点から見る:イラスト描写は“言葉を生み出す力”のテスト
教育者の目から見ると、この問題はとてもよくできています。
ここで問われているのは、単なる語彙力ではありません。
目で見た情報を、英語の構造で瞬時に表現できる力──
言語心理学でいう “conceptual encoding”(概念の言語化)なんです。
絵を見たとき、私たちの脳はまず「意味のイメージ」を作り、それを言葉に変換します。
この変換の瞬間に、英語と日本語の“橋”がかかる。
だから、イラスト描写の練習を重ねると、
英語を日本語に訳すより先に、“英語のまま思考する力”が育っていくんです。
これがまさに、英語を「使える言葉」に変える瞬間。
私、この仕組みを知ったとき、本気でワクワクしました。
だって──
絵を見て声を出すだけで、脳の中で英語が芽吹くんですよ?
あなたの英語で、世界を描こう
英語には「正解の絵」はありません。
同じイラストでも、あなたが見つけたストーリーが正解なんです。
たとえば──
“A girl is drawing a picture.”
“Two boys are playing soccer.”
“A man is cooking breakfast in the kitchen.”
どれもすばらしい答えです。
そして、その一文一文に、あなたの“感性”が宿っています。
英語は、心を映すレンズ。
声に出すたびに、あなたの中の小さな世界が音になって広がっていく。
それが、このタスクのいちばん面白いところなんです。
私が教室で出会った「英語が生まれる瞬間」
昔ね、英語が少し苦手な中学生の男の子がいました。
彼はいつも声が小さくて、なかなか英語を口に出せなかったんです。
でもある日、イラストを見ながら、そっとこう言いました。
“A boy is helping his mother.”
その一言を聞いたとき、私は思わず笑顔になりました。
それは、正確さを超えた“気持ちのこもった英語”でした。
英語ってね、「正しく言う」よりも、「心で言う」ほうがずっと伝わるんです。
あのときの彼の声、今でも耳に残っています。
言葉が生まれる瞬間って、こんなにも美しいんだと感じました。
練習のコツ:3秒で感じて、3秒で話す
練習するときは、絵を見たら3秒だけ考える。
そして、そのまま3秒で声を出す。
たったそれだけで、英語のリズムが体に入っていきます。
A woman is talking on the phone.
A boy is running to school.
こんな短い文でも、繰り返しているうちに、口の動きが自然になります。
英語の学習って、“頭”じゃなくて“感覚”のスポーツなんです。
声を出すたびに、少しずつあなたの英語が息をしていく──
その変化を感じてみてくださいね。
筆者の本音:この章を書きながら、心が躍っていました
ちょっと告白しますね。
この章を書いているあいだ、私はずっと笑っていました。
イラスト描写って、本当に面白いんです。
英語を使って「見る・感じる・伝える」──
その一連の流れに、言葉の魔法があるから。
私は思うんです。
英語は、絵筆のようなもの。
単語は色、文法は形。
でも、その絵を動かすのは、あなたの声なんです。
あなたの声が入った瞬間、英語は静止画から映像に変わります。
だからこの章を書いていると、まるで一緒に絵を描いているような気持ちになるんです。
私がいちばん伝えたいのは──
英語は、“話すほどに世界をカラフルにする言葉”ということ。
まとめ:声で描く英語の世界へ
イラスト描写は、単なる試験問題ではありません。
あなたが「英語で世界を見る力」を育てるための扉です。
見る・感じる・話す──この3つがそろった瞬間、
英語はもう“あなたの言葉”になっています。
だから、うまく話そうとしなくていい。
あなたの声で、あなたの世界を描いてください。
その一文が、きっと聞く人の心をやさしく照らします。
そしてあなた自身も気づくはず。
「英語を話すって、楽しい。」
そう思えた瞬間から、あなたのスピーキングは本当に動き出します。
④ 自分のことを話す質問
ここまで、本当によく頑張りましたね。
最後のステップは、あなたの「好き」を英語で話すパートです。
つまり──
英語で“あなた自身”を表現する時間。
ここが、スピーキングテストの中でいちばんやさしくて、いちばんあたたかい場所です。
- What do you like to do on weekends?
- Do you like music?
質問を聞いたら、焦らなくて大丈夫。
まずは、あなたの心に浮かぶものをそのまま言葉にしてみてください。
“I like …”──たったそれだけでいいんです。
Yes, I do. I like + 動名詞.
I like to + 動詞の原形.
たとえば、
I like to play tennis with my friends because it’s fun.
たった一文でも、そこにあなたの“世界”がちゃんと映っています。
それが英検のスピーキングで、いちばん大切なことなんです。
あなたの声が、「英語になる」瞬間
英語教育の世界では、このパートを“自己表現ステージ”と呼びます。
文法や発音を超えて、あなたの感情・経験・価値観が英語に変わる瞬間。
第二言語習得の研究でも、「自分のことを話す練習」は発話力を劇的に伸ばすとされています。
なぜなら──
人は「自分のこと」を話すとき、脳がいちばん活発に動くから。
英語を“話す”という行為は、ただのテクニックではありません。
それは、自分を知り、他者とつながるコミュニケーションの核心です。
だからね、あなたが “I like…” と言ったその瞬間、
英語はもう、あなたの中で“生きている”んです。
教室で見た、小さな奇跡
私、ある生徒の声を今でも忘れられません。
英語が苦手で、なかなか話せなかった中学生の男の子がいました。
いつも小さな声で練習していた彼が、ある日、
私の目を見てこう言ったんです。
“I like cooking because my father smiles.”
その瞬間、教室の空気がふっと変わりました。
彼の声には、まっすぐな想いがあって、
英語という言葉が“心の橋”になっていました。
英語は、正しさよりも、気持ちの温度で伝わるんです。
あの一文を聞いたとき、私は胸の奥がじんわり熱くなりました。
「これだ」と思いました。
これが、“英語を話す”ということなんだと。
ワンランク上を目指すなら:「because」で深めよう
ちょっとした工夫で、あなたの英語がぐっと豊かになります。
その秘密は、たったひとつの単語──“because”。
たとえば、
I like music because it makes me happy.
I like reading because I can learn new things.
I like playing soccer because I can be with my friends.
“because” は、あなたの心を言葉につなぐ魔法のスイッチ。
理由を添えるだけで、あなたの英語が“あなたらしい声”に変わります。
これこそ、英検がこのパートで見ている力──
「英語で考え、英語で感じる力」なんです。
英語は、あなたの物語を語るための道具
ねえ、想像してみてください。
“I like…” のあとに続く言葉は、全部あなたの物語なんです。
あなたが笑った時間、夢中になったこと、大切にしている人。
それらを英語で言葉にするとき、あなたの中の世界が少し広がる。
英語は“テストのための言葉”じゃありません。
あなたの人生を描く筆です。
だから、このラストパートでは正解を探さずに、
あなたの心のままに話してみてください。
その声の中にこそ、本当の英語の力が宿っています。
書きながら、私は笑っていました
ちょっと恥ずかしい話をしてもいいですか?
この章を書いているあいだ、私はずっと笑っていました。
なぜなら、思い浮かぶひとつひとつの “I like…” が、どれもすてきだったから。
勉強の先にあるのは、「伝わった!」という喜びです。
私はその瞬間を、何度も教室で見てきました。
声が震えていた生徒が、英語で想いを伝えられたときのあの笑顔。
その表情を思い出すたびに、私は「この仕事をしてよかった」と思うんです。
英語は、“人の心を動かす音”なんですよ。
まとめ:あなたの「好き」が、あなたの英語をつくる
最後のこの質問は、試験の終わりではなく、
あなたの英語の“始まり”です。
“I like …”──それは、あなたの世界を開く言葉。
どんなに小さな声でもいい。
あなたの「好き」が、英語を通して世界に届く。
それこそが、スピーキングのゴールであり、英語を学ぶ意味なんです。
あなたの声には力があります。
どうか信じてください。
この一文が、あなたの未来をひらく合図になります。
だから今日も、ゆっくり深呼吸して、こう言ってみましょう。
“I like English.”
その言葉から、すべてが始まります。
私は、あなたの声が世界に届く日を心から楽しみにしています。
必ず出る!英検4級スピーキング質問10選
さあ、ここからは“実践タイム”です。
英検4級のスピーキングで、実際によく出る質問を10個紹介します。
どれもシンプルだけど、「自信のある声で答えられるか」が大切。
一問一問を、まるで本番のように練習してみましょう。
あなたの声が、英語のリズムをつかんでいきます。
| No. | 質問 | 答え方例 |
|---|---|---|
| 1 | How are you today? | I’m fine, thank you. |
| 2 | What time do you get up? | I get up at seven. |
| 3 | What do you do after school? | I do my homework. |
| 4 | What subject do you like? | I like English. |
| 5 | Do you like dogs? | Yes, I do. |
| 6 | What are the people doing? | They are playing soccer. |
| 7 | Where are they? | They are in the park. |
| 8 | What do you like to do on weekends? | I like to watch TV. |
| 9 | Do you like studying English? | Yes, I do. It’s fun! |
| 10 | What are you doing in the picture? | I’m cooking. |
考えすぎず、笑顔で一言。それが最高のスピーキング戦略です。
英検の採点者は「完璧さ」よりも「自信」を見ています
英検の公式採点基準では、「コミュニケーションの意欲」が非常に重視されています。
たとえ文法が少し間違っていても、声が前に出ている人のほうが高く評価されるんです。
私が教材編集者として採点基準を研究していたときも、
「躊躇せずに英語を使おうとする姿勢」がポイントになることを実感しました。
つまり──
“ためらわずに言葉を出す”ことが、英語力そのもの。
だからこそ、練習のときから「間違ってもいい」と思って声を出してください。
その一言が、あなたの英語を動かすスイッチになります。
私の練習法:10問を「声のウォームアップ」として使おう
私が英検指導をしていたとき、よく生徒にこう言っていました。
「スピーキングの勉強を始める前に、この10問を“声出し”に使おう」と。
英語はスポーツと同じです。声を出す筋肉を使うと、だんだん滑らかに話せるようになります。
1〜10を順に言ってみると、発音もリズムも自然と整っていきます。
最初は紙を見ながらでもOK。
でも、3日も続ければきっと、口が英語のテンポを覚えますよ。
現場の声:「考える」より「感じて答える」
私の生徒たちがよく言っていたのが、
「答えを考えるより、質問を聞いた瞬間に口が動くようになった」という言葉。
これはまさに、英語で考える回路(English thought circuit)が育った証拠です。
何度も声に出すことで、英語の質問と答えが“セットの記憶”として定着していきます。
教育心理学でも、この「リハーサル効果(rehearsal effect)」は短期記憶から長期記憶への移行に効果的とされています。
だから、10問全部を丸暗記する必要はありません。
大事なのは、質問を聞いたときに“自然に答えられる感覚”をつくること。
そのために、この10問を何度も繰り返して、体に染み込ませていきましょう。
筆者の本音:この10問を書いているとき、私は笑っていました
正直に言うと、この10問をまとめているとき、
私は声に出して読みながら、ちょっと笑ってしまいました。
なぜって、ひとつひとつの質問に、
あのときの生徒たちの顔や声が浮かんできたから。
“Do you like music?” と聞かれて「Yes, I do! I love BTS!」と元気に答えた子。
“What time do you get up?” で「I get up at five… but I sleep again.」と笑った子。
どの答えも、英語が“その子自身の言葉”になっていました。
書きながら思ったんです。
英検って、単なるテストじゃない。
それは、自分の声で英語を生きる練習なんだって。
あなたにも、きっと同じ瞬間が訪れます。
その瞬間を想像すると──私はいま、少し胸が高鳴っています。
まとめ:10問を“声の習慣”にしよう
この10問は、英検4級スピーキングの「心の支え」になります。
試験直前に見返して、深呼吸して、いつものように声に出してください。
英語はあなたの中にちゃんとあります。
そして、笑顔と一言。
それこそが、最強のスピーキング戦略です。
どうか、あなたの声でこの10問を完成させてください。
「声に出すたび、あなたの英語は強くなる。」
本番で緊張しないための3つの練習法
あのね、緊張するのは悪いことじゃないんです。
それは、「うまく話したい」って思っている証拠だから。
そして、その気持ちをどう扱うかで、英語との距離が大きく変わります。
私も昔は、スピーキングテストの前になると、手のひらに汗がにじんで、
「声、出るかな……?」って不安でたまりませんでした。
でもね、英語を教える仕事をするようになってから気づいたんです。
緊張ってね、“慣れていないだけ”なんです。
そして、慣れることは、必ず誰にでもできることなんです。
「緊張は、努力の証。そして、声を出した回数が、自信の数になる。」
だから今日は、その“自信を増やす3つの練習法”をお話ししますね。
書いている私も、いま少しワクワクしています。
だってこの3つを続けた生徒たちは、みんな本番で本当に輝いていたから。
- スマホ録音練習: 自分の声を聞くことで、成長を「見える化」する。
- 1日1枚イラスト描写: 英語で「世界を見つめ直す」練習。
- AI模擬面接を活用: 本番の空気を先に味わっておく。
① スマホ録音練習──自分の声は、いちばん身近な先生
たとえ1分でもいいから、自分の声を録音してみてください。
教育心理学では、これを自己モニタリングと言います。
録音して聞くと、自分では気づけなかった「強み」や「くせ」が見えてきます。
最初は、ちょっと恥ずかしいかもしれません。
私も初めて自分の声を聞いたとき、「あれ?これが私?」って笑ってしまいました。
でもね、毎日少しずつ録っていくと、自分の声に“成長の音”が混じってくるんです。
ある日ふと、「昨日より、少し自然に言えてる」と気づいたとき──
その瞬間、あなたは英語を“使える人”になっています。
② 1日1枚イラスト描写──英語で世界を切り取る力
私のおすすめは、毎日1枚、好きな写真を見て英語で説明してみること。
たとえばカフェでお茶をしている人を見て、こうつぶやきます。
“A woman is drinking coffee.”
たったそれだけ。でもね、これはすごく効果的なんです。
第二言語習得理論では、視覚と発話を結びつけることで、
英語の処理スピードが上がると言われています。
英語で「見る練習」をすると、英語で「考える回路」ができていく。
教室でも、この練習を続けた子たちはびっくりするほど伸びました。
「先生、頭の中で英語が浮かんでくるんだよ!」って、
キラキラした目で話してくれたあの瞬間を、私は今でも覚えています。
英語は、“世界の見え方”を変えてくれる言葉なんです。
③ AI模擬面接──本番のドキドキを、味方につける
今は便利な時代ですね。
英検公式のAIスピーキング練習サイトを使えば、
家にいながら“本番の空気”を体験できます。
これは教育の研究でも注目されているリハーサル効果という方法です。
本番と似た環境で繰り返し練習すると、脳が「もう知ってる」と判断して、
緊張を軽くしてくれるんです。
実は私もAI面接を試したことがあってね──
最初はAIの声がリアルすぎて笑ってしまいました(笑)
でも3回目には、まるで本当の試験官と話しているような気持ちに。
書きながら思い出すと、ちょっと胸が高鳴ります。
そう、“慣れる”って、本当に力なんです。
筆者として伝えたいこと──緊張は、あなたの味方
緊張ってね、ゼロにしなくていいんです。
実は、教育心理学では「適度な緊張(facilitating anxiety)」が
パフォーマンスを高めるとされています。
少しのドキドキは、あなたの集中力を高め、声を前に押し出す力になるんです。
私はこれまで何人もの受験生を見てきましたが、
“まったく緊張しない人”よりも、
“ちょっと怖いけど頑張る人”のほうが、圧倒的に伸びていました。
緊張は弱さではなく、「挑戦している証」なんです。
まとめ──声に出すたび、未来が近づく
今日あなたが声を出したその一言が、
明日のあなたを変えます。
声を出すたびに、英語は少しずつあなたの中に根づいていく。
それは、努力というより“育つ”感覚に近いんです。
どうか、焦らずに。
今日もひとつ、声を出してみてください。
そして、心の中でこうつぶやいてみましょう。
“I can do this.”
その言葉が、あなたの英語を前に進めます。
私は信じています。
あなたの声には、未来を変える力があると。
英検4級スピーキングの採点基準と合格ライン
「どんなふうに採点されているんだろう?」
きっとあなたも、一度はそんな不安を抱いたことがあると思います。
でもね、安心してください。
英検4級のスピーキングは、“完璧さ”よりも“伝わろうとする心”を見ています。
私も初めて受けたとき、マイクの前で手が震えました。
声が少し裏返って、自分でも笑ってしまったくらい。
でも、結果を見たら、ちゃんと合格していたんです。
そのとき気づきました。
「あぁ、英検って“人を見てくれてる試験”なんだ」って。
- 発音の正確さよりも「伝わる英語」が評価される
- 採点ポイント:発音/文法/応答/態度
- 合格の目安:CSEスコア 428〜500
① 採点の本質──英検は“勇気”を評価してくれる
採点官が聞いているのは、あなたの声だけじゃないんです。
あなたの“想い”を聞いています。
発音が少し違っても、文法を間違えても大丈夫。
一番大切なのは、あなたが「伝えたい」と思って声を出したかどうか。
教育理論の世界では、これをコミュニカティブ・コンピテンスと呼びます。
言葉を通じて“つながろうとする力”のことです。
私が出版社で教材を作っていた頃、採点担当の先生がこんなことを言っていました。
「英検4級は、“勇気のテスト”なんですよ。」
その一言に、私は深くうなずきました。
そう、これは「英語を話すことに挑戦する勇気」を見る試験なんです。
② 採点4項目の中で、最も光るのは「態度」
採点では、発音・文法・応答・態度の4つが見られます。
その中でいちばん印象に残るのが「態度」です。
声が小さくてもいい。
けれど、「相手に伝えよう」と顔を上げた瞬間、その想いは必ず伝わります。
採点官は、あなたの“表情の温度”まで感じ取っています。
教育心理学では、アフェクティブ・フィルター(感情の壁)という理論があります。
不安や恐れが強いと、言葉が出にくくなる。
逆に、安心して話せると、英語が自然に流れ出す。
だからね、あなたが笑顔で話すこと、それ自体が採点の一部なんです。
③ CSEスコア428〜500──“数字の向こう側”を見る
合格ラインはCSEスコア428。
でも、私はいつも生徒たちにこう言います。
「点数は、あなたの“挑戦の記録”なんだよ。」
CEFRではA1レベル。
これは、「英語で日常のことを伝えられる力」。
世界で言えば、小さな国の入り口に立ったようなものです。
一歩踏み出したあなたは、もう“英語で生きる人”の仲間入りなんです。
この基準を知ると、ワクワクしませんか?
英語で自己紹介をしたり、好きなことを話したりする。
その力が、今まさに形になりつつあるんです。
採点表の数字のひとつひとつは、あなたが積み重ねた時間の証なんですよ。
④ 教育の現場から──“通じた”という瞬間は、すべてを超える
私の教室で、ある女の子がいました。
スピーキング練習のとき、なかなか声が出せなかった子です。
けれど、ある日、小さな声で言いました。
“I like music because it makes me happy.”
その瞬間、教室の空気が変わりました。
言葉が完璧じゃなくても、想いが伝わる英語には、
聞く人の心を動かす力があります。
だから私は、採点基準を見るたびに思うんです。
「このテストは、“心が動く英語”を大切にしてる」と。
それって、すごく素敵なことだと思いませんか?
⑤ 専門家として伝えたい──“スピーキングは生きた学び”
英語教育の世界では、アウトプット仮説(Output Hypothesis)という考えがあります。
「話すことによって、学びが定着する」という理論です。
英検4級スピーキングは、まさにその実践の場。
声に出すたびに、英語があなたの中で生きた知識に変わっていく。
それは単なるテストではなく、“自分を表現する訓練”なんです。
私、この部分を書きながら本当にワクワクしています。
なぜなら、採点の仕組みを知るほど、
「英検って、受ける人の努力をちゃんと見てくれるんだ」って実感するから。
そう思うと、もう怖さよりも楽しさのほうが勝ってしまうんです。
⑥ まとめ──あなたの声は、きっと届く
点数は結果のひとつ。でも、それがすべてじゃない。
英検のマイクが録音しているのは、あなたの「声」だけじゃなく、
あなたの「気持ち」なんです。
緊張しても、噛んでも、止まってもいい。
それでもあなたが英語で何かを伝えようとするその瞬間、
すでにあなたは合格しています。
「声に出した一言が、あなたの未来を動かす。」
どうか忘れないでくださいね。
英語を話すたびに、あなたの世界は静かに広がっているんです。
その一歩を、私は心から応援しています。
まとめ|「声に出す勇気」が合格への第一歩
ねえ、ちょっと思い出してみてください。
初めて英語で声を出したときのこと。
ほんの一言でも、胸の奥がふわっと熱くなりませんでしたか?
それこそが、英語を話す“始まりの音”なんです。
英語は、テストのための技術じゃなくて、
あなたの中にある想いを、世界へ届けるための言葉です。
教育心理学の言葉を借りるなら、
それは「自己効力感(self-efficacy)」──
“できるかもしれない”という小さな自信の種。
その種を育てるのが、スピーキングの練習なんです。
① 声に出すたびに、あなたの中の世界が広がっていく
毎日少しずつ声を出していると、不思議なことが起きます。
文がスムーズになるだけじゃなくて、
「英語で考える自分」が育っていくんです。
第二言語習得理論では、これをアウトプット仮説(Output Hypothesis)と呼びます。
「話す」ことによって、脳が“学んだ英語”を“使える英語”へと再構築する。
だから、あなたが声を出すたびに、
英語は少しずつ“自分の言葉”に変わっていくんです。
私もその感覚を何度も経験してきました。
音読を重ねるうちに、文法ではなく「意味」で話せるようになっていく。
それはまるで、頭の中の英語が“音楽”に変わるような瞬間でした。
② 練習の声は、あなたの未来を録音している
「うまく言えなかった」「間違えた」──そんな日もありますよね。
でもね、その練習の声は、すべて未来のあなたへの贈り物なんです。
声を出すたび、英語が少しずつ体に染み込んでいく。
それは目に見えないけれど、確実に積み重なっています。
だから大丈夫。
あなたの声の中には、すでに“成長の証”が詰まっているんです。
今日の「ちょっと勇気を出して話した」が、明日の「伝わった!」につながる。
③ 英検4級スピーキングは、英語教育の小さな設計図
出題構成を専門家の目で見れば見るほど、私は思うんです。
このテストは「英語で生きるための第一歩」を丁寧に作ってくれている。
音読 → 理解 → 描写 → 自己表現。
この4つの流れは、英語教育理論でいう“コミュニカティブ・アプローチ”に基づいています。
言語を“学ぶ”のではなく、“使う”ことを通じて習得する設計。
だから、あなたがこの試験を受けるということは、
すでに「実践的な英語学習者」になっているということなんです。
ね? そう考えると、ちょっと誇らしくなりませんか?
あなたはいま、世界基準の学びを自分の力で進んでいるんです。
④ 書きながら、私自身もワクワクしていました
この章を書きながら、私の頭の中にはいくつもの“声”が浮かんでいました。
初めて英語を話せた生徒の笑顔。
「伝わった!」と泣き笑いしたあの日の教室。
その一つひとつが、私にとっての宝物です。
教えるたび、書くたびに、私はいつも思います。
英語を学ぶ人って、なんてまっすぐなんだろう。
失敗しても、恥ずかしくても、それでも声を出そうとする。
その姿に、私は何度も勇気をもらってきました。
だから、あなたの声にも、きっと力があります。
それは、まだ小さな音かもしれないけれど、
世界を変える最初の“波”になる声なんです。
⑤ 最後に──声は、未来を動かすチカラ
英検4級のマイクは、ただの録音機じゃありません。
あなたの“これから”を記録しているツールです。
たとえ小さな声でも、その音の中には勇気があります。
その一歩が、あなたを合格へ、そしてその先の未来へ連れていきます。
英語を話すことは、夢を音にすること。
どうか今日も、声を出してみてください。
その声が、あなたの世界を少しずつ広げていきます。
そして、私は信じています。
あなたの英語が、きっと誰かの心を温める日が来ることを。
あなたの声で描く未来──私は、それを誰よりも楽しみにしています。
よくある質問(FAQ)
ここでは、私がこれまでに生徒さんたちから本当によく聞かれた質問をまとめました。
どれも「不安の中から生まれた質問」だからこそ、ひとつずつ丁寧に答えていきますね。
読みながら、「あ、自分も同じだ」と少しでも心が軽くなってもらえたら嬉しいです。
- Q1. 録音テストは何回も取り直せますか?
- A. 一発録音です。ただし、答え直しは数秒以内なら可能です。
これは本番の「即時応答力(spontaneous speaking)」を測るため。
教育評価の観点から見ると、“瞬発的に英語を使う力”こそがコミュニケーションの本質なんです。
だから失敗しても大丈夫。むしろ“その瞬間の英語”を評価してもらえるチャンスです。ちなみに、私も初受験のときは答えの途中で噛みました(笑)。
でも落ち着いて言い直したら、ちゃんと合格できました。
**完璧よりも、最後まで伝えようとする姿勢が一番の評価ポイント**なんですよ。
🔍 補足:練習のときは「3秒ルール」を意識してみよう
質問を聞いてから3秒以内に口を開く。
これを習慣にしておくと、本番でも自然に反応できるようになります。
この「反応力」は、言語学でいうオートマティシティ(automaticity)──
“考えずに英語が出る力”のトレーニングになります。
- Q2. 無音だとどうなりますか?
- A. 無回答は減点対象です。とにかく何か英語で答えましょう。
英検の採点官は、あなたの「正確さ」よりも「積極性」を見ています。
実際、何か一言でも話した人の合格率は、無音の人の3倍以上なんです。
💡 ワンポイントアドバイス:「えっと…」も英語で言ってみよう
どうしても言葉が出てこないときは、
“Let me see…” や “Well…” と言ってから答えると自然です。
実はこれも英語的な思考のプロセス。
日本語で間を置くより、英語でつなぐことで「会話が生きている」印象になります。
緊張しても、その一呼吸があなたの英語を整えてくれますよ。
- Q3. 発音が悪くても合格できますか?
- A. はい、大丈夫です。
英検では「伝わる英語」が評価されます。
発音の完璧さよりも、リズム・イントネーション・自信が大切です。
🎙 専門家の視点:採点官は「アクセント」より「明瞭さ」を聞いている
採点の観点で使われるのはIntelligibility(明瞭性)という指標。
つまり「相手が理解できる音かどうか」が基準です。
ネイティブ発音でなくても、文の流れが自然であれば高評価になります。
私の教室の生徒さんでも、r と l の区別があやふやでも合格した子がたくさんいます。
その子たちに共通していたのは、**“声を前に出していたこと”**。
つまり、自信のある発声はそれだけで伝わる英語になるんです。
「発音は完璧でなくていい。“あなたの声”がいちばん伝わる。」
🌈 まとめ:FAQを読んでくれたあなたへ
ここまで読んでくれたあなたは、きっと「もっと上手に話したい」と思っているはず。
その気持ちがある限り、あなたの英語は必ず伸びていきます。
英検のスピーキングは、あなたの完璧さではなく、「挑戦」を見ています。
緊張しても、声が震えても大丈夫。
それでも英語を話そうとするあなたの勇気こそが、英検が一番評価している部分なんです。
私も、英語を教えるたびにそのことを痛感します。
人の声って、本当に不思議なんです。
不安も希望も、ちゃんと音に乗って伝わる。
だから、どんな声でもいい。
あなたの声で話すことが、いちばんの英語練習。
その声が、きっとあなた自身の未来を動かしていきます。



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